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臥薪嘗胆~センター試験 [古文]

漢文の問題は呉王・夫差(フサ)と伝説の美女・西施(セイシ)の話でした。

臥薪嘗胆は高校の漢文の教科書で初めて学んだもので、とても印象に残っているお話です。確か1年生のときで、担当の先生がとても上手な方でした。(ただ、絶対に笑わないことをモットーにしているとヘンなところがありましたが。)

教科書では,伍員(ゴ・ウン)字(あざな)は子胥(シショ)・・・伍奢(ゴ・シャ)の子也。なんて感じだったと思います。父の仇の墓を暴いて鞭を振るった。これが『死者に鞭打つ』の語源ですね。

一方、西施はその後、三国志を読んで名前を知りました。中国四大美女の一人だそうです。越王の姦計で、呉王をたぶらかす役を果たしたと言われています。

とまあ、今回はなじみある得意分野だったので、漢文は満点(50点)取れました。因みに一番の論説も満点(50点)でした。

出題は侯方域の『壮海堂文集』という書物から。侯さんは明代末の人。ネットで検索してもあまり出てきません。この人の歴史論評のようで、

(要約)

俗説では、美女にたぶらかされて呉が滅んだといわれるが、(私が思うに)実際には呉王夫差の器量不足と戦争拡大路線が主因であろうと。同じように滅んだ国の例として、五胡十六国時代の前秦の符堅(フ・ケン)が東晋に対して再三戦をしかけて滅んだという。ことわざにも、よい武器は自分を傷つける、とか遠きを攻めるものは近くを忘れるというではないか。

・・・と、冷静に分析した正論を展開しています。

これを現代に例えれば、まともな科学的リテラシーがあれば、地球温暖化なんてありえない・・・みたいな感じでしょうか。

しかし、前秦の符堅なんて知っている高校生は、ちょっといないだろうなぁ・・・・。


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コメント 3

たいちさん

試験問題が新聞の数ページを埋めていたのは、目撃しましたが、それを読む根気はありませんでした。降龍さんは、さすがですね。
by たいちさん (2009-01-19 12:36) 

降龍十八掌

たいちさん、ありがとうございます。
国語と英語なら、テレビを見ながら解けますし、宣伝のあいだにサッと読むこともできますね。
ただ、数学は真剣にやらないと無理ですけど。数学は明日以降、ゆっくり見たいと思います。
世界史では、やはり、朱蒙の設問がありましたね。
by 降龍十八掌 (2009-01-19 22:55) 

史魚

苻堅は陳舜臣の「中国傑物伝」でおなじみですよ。もちろん我が家での話ですが。
by 史魚 (2009-01-20 22:56) 

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